ガルーダインドネシアオフィスで抗体検査を受けました

抗体検査を受ける日について

先日、日本に帰国する前にガルーダインドネシアのデンパサールオフィスで抗体検査(ラピッドテスト)を受けてきましたので、詳細をお知らせします。

現在インドネシアの国内線、国際線とも飛行機に乗るためには、抗体検査またはPCR検査の陰性証明書が必要です。
ガルーダインドネシアのサイトの説明はこちらです。
https://www.garuda-indonesia.com/jp/ja/news-and-events/202007_07
国内線については、はっきりと陰性証明書が必要とは書かれていませんが、実際はデンパサール空港国内線のセキュリティチェック前と、チェックイン時に陰性証明書の提示が必要です。(2020年11月現在)

抗体検査の陰性証明書は2週間有効なので、フライトの2週間前に検査をすればいいと思っていましたが、ガルーダインドネシアのスタッフは1週間前の検査を勧めてくれました。確かに今後規定が変わるかもしれないし、予約しているフライトスケジュールの変更もあるからかもしれません。

抗体検査当日の流れ

当日の抗体検査の様子です。

  1. カウンターでチケットを見せて、抗体検査料金Rp140,000の支払い。
    このオフィスで抗体検査が受けられるのは、ガルーダインドネシアのフライトを予約済みの人のみです。ただ、かなり以前に(コロナ前に)支払い済みの場合は適応外と言われた人もいるので、ガルーダインドネシアのゲスト全員が適応とは限らないのかもしれません。その後、その人は普通にここで抗体検査が受けられたそうですので、情報が錯綜しているようですね。
    当日のガルーダインドネシアデンパサールオフィスの写真です。私のほかにお客さんは一人だけ。
    番号札が出る機会は撤去されていました。
    ガルーダインドネシアオフィス
  2. ガルーダインドネシアオフィス裏の簡易検査ルームへ移動
    通常はスタッフの休憩・ランチ室として使われている部屋だと思います。スタッフが二人待機していて、ほかのお客さんはいませんでした。「どのくらいの割合で陽性が出るの?」と聞いてみけど、あいまいな言葉でスルーされました。
  3. 領収書とパスポートを提示して、検温と血圧測定
    検温や血圧と、口頭で簡単に健康状態の確認をされました。
    一人は採血、一人はデータ入力です。
    抗体検査ルーム
  4. 指から採血後、その場で待機(その間にもう一人のスタッフがPC入力)
    スタッフさん(ドクター?ナース?)は医療料手袋をして、アルコールをしみこませたコットンで採血する私の薬指を消毒したのですが、せっかく消毒したところを手袋をした指でさっとさすって、採血してしまったんです!あっという間の出来事で、ポカンとしたのだけど、これダメですよね。しかもその手袋をすぐにデスクに放置。私が帰るときもそのままでした。ということは、、次の人の採血にもそれを使うということでしょうか。実際に採血される予定の人は、しっかり見張ってくださいね。
    ちなみに採血というよりも、指に針で穴をあけて、ちょっとスポイトで吸い込むだけです。
    さきほどのコットンを戻して、止血に使います。。
    抗体検査採血
  5. 陰性確認後、陰性証明書出力。
    10分弱で結果判明。検査キットを見せてもらいました。
    抗体検査キット
    この赤線が1本だと陰性、2-3本は陽性になるそうです。
    待機中にもう一人のスタッフさんが入力していた陰性証明書を出力。バリ島では有名な「スリヤウサダ」という病院と提携していて、その病院から陰性証明書が出されました。ほかに体温や血圧、健康状態や私の個人情報の記載もあります。ドクターのサインがあったので、採血したのは本物のドクターだったのでしょうか??

もし抗体検査が陽性になった場合

抗体検査が陽性でも、病院送りになったり、隔離されたりするのではありません。
別の病院でもう一度抗体検査をしてみるか、PCR検査をして陰性であればそこで陰性証明書を発行してもらえます。ただし、PCR検査の陰性証明書は1週間有効のものを求められるので、もし1週間以上先のフライトの場合は、1週間を切ってからPCR検査を受けましょう。ただし、PCR検査は200万ルピア越えです(汗)

それから、私の数日後に同じガルーダインドネシアオフィスで抗体検査を受けた人がいるのですが、その時のスタッフにはフライトの3日前の検査を強く勧められたそうです。「空港で3日以内の陰性証明書を求められることがあるが、それでも1週間前に受けたいの?。1週間前の証明書を出して空港で断られても責任はとれない」と言われたようです。押し切ってそのまま抗体検査を受けたそうですが、検査ルームのスタッフは、今までどおり2週間有効だと言っていたそうです。人によっていうことがまちまちなところが、ザ・インドネシアですね。

複数の病院や病院以外でも抗体検査やPCR検査を有料で受けられるので、インドネシアは日本よりも陽性者数も増えるのは仕方がないことですが、これも新たなビジネスになっている、ということですね。ここまで検査が浸透すると、このビジネスを廃止することそのものがさらに難しくなりそうです。
以前のように思い立ったらすぐに旅行ができる時に戻ってほしいものですね。

それでは。